みかんのシーズンは、10月~2月。
この季節になるとみかんを常備しているおうちも多いのではないでしょうか。
みかんの薄皮や白い筋ごと作る酵素シロップには、食物繊維のペクチンやビタミンPが豊富で、便秘改善や毛細血管強化に役立ちます。
ビタミンCも多く、免疫力向上効果もあります。
酵素シロップの作り方は基本的に同じなので、初めて酵素シロップを作るという方は、詳しい作り方や注意事項について「酵素シロップの基本的な作り方」を参照して下さい。
みかん酵素シロップの作り方
●材料(2リットル瓶)
みかん・・・7個(正味500g)
砂糖・・・500g
●作り方
1、みかんは皮をむき、1cm厚さの輪切りにする。
2、(1)の重さをはかって確認して、同量の砂糖を用意する。
砂糖は仕上げ用に全体の2割(ここでは100g)を別にとっておく。
3、砂糖を100g程度取り分けて、瓶の底にまんべんなく広げる。
4、みかん半量を(3)の上に広げ、その上に砂糖150gをのせる。
5、(4)の上に残りのみかんをのせ、砂糖150gをのせる。
みかんと砂糖をなじませるように手で混ぜる。
6、仕上げ用の砂糖(ここでは100g)を、全体を覆うようにのせる。
7、2日目以降は、基本的に朝晩2回、少なくとも1日1回は手で全体をかきまぜましょう。
手に傷があると、傷についている雑菌が酵素にまざってしまうので、傷のない手の方でまぜましょう。
漬け込むときと同じく、かきまぜる前に石けんでは手を洗わずに流水でよく洗うようにします。
発酵が完了するまでにかかる時間は、季節や材料によって異なりますが、だいたい5~10日が目安。
冬の寒い時期は2週間ほどかかることもあります。
2週間たっても発泡しているのか発泡しているのかよく分からなかったのですが・・・
18日目くらいから目で見てすぐ分かるくらい細かい泡が出てきました。
シロップを濾す
発酵がピークを迎えたらシロップを濾します。
1、ザルの下にシロップを受ける容器(またはボウル)を置き、発酵が完了した素材をシロップごと入れて濾し、シロップと果肉に分ける。
果肉がシロップに浸らないよう、浅めのザルを使うとよいです。
ヘラなどで押したりせずに、自然にシロップが落ちるまで待ちましょう。
濃度があるので、この状態で一晩おくと、無駄なく濾すことができます。
2、濾したシロップを再度ガーゼで濾す。
ボウルにザルをのせ、ガーゼを敷いて(1)のシロップを濾す。
2度濾したシロップは熱湯消毒した瓶に移す。
2度に分けて濾すことで、シロップの発酵が進み続けるのを抑えることができる。
みかんアイスチョコレート
●材料(2人分)
・みかん酵素シロップ・・・大さじ2
・牛乳・・・300ml
・チョコレートシロップ・・・小さじ2
●作り方
1、グラスに牛乳大さじ1を入れ、チョコレートシロップを加えてスプーンで混ぜる。
2、溶けたら残りの牛乳を注ぎ、酵素シロップを加えて混ぜ、氷を浮かべたら出来上がり!