しょうがのシーズンは、5月~8月。
しょうがは酵素シロップにすれば薬効成分がまるごとプラス酵素パワーで代謝がアップ。
体をあたためて風邪を予防し、冷え症も改善してくれる効果があります。
酵素シロップの作り方は基本的に同じなので、初めて酵素シロップを作るという方は、詳しい作り方や注意事項について「酵素シロップの基本的な作り方」を参照して下さい。
しょうが酵素シロップの作り方
●材料(2リットル瓶)
しょうが・・・5パック(500g)
砂糖・・・500g
●作り方
1、しょうがは流水で良く洗い、水けを切って、皮つきのまま3mm厚さに切ります。
2、(1)の重さをはかって確認して、同量の砂糖を用意する。
砂糖は仕上げ用に全体の2割(ここでは100g)を別にとっておく。
3、砂糖を100g程度取り分けて、瓶の底にまんべんなく広げる。
4、しょうがの半量を(3)の上に広げ、その上に砂糖150gをのせる。
5、(4)の上に残りのしょうがをのせ、砂糖150gをのせる。
しょうがと砂糖をなじませるように手で混ぜる。
6、仕上げ用の砂糖(ここでは100g)を、全体を覆うようにのせる。
7、2日目以降は、基本的に朝晩2回、少なくとも1日1回は手で全体をかきまぜましょう。
手に傷があると、傷についている雑菌が酵素にまざってしまうので、傷のない手の方でまぜましょう。
漬け込むときと同じく、かきまぜる前に石けんでは手を洗わずに流水でよく洗うようにします。
発酵が完了するまでにかかる時間は、季節や材料によって異なりますが、だいたい5~10日が目安。
冬の寒い時期は2週間~20日間ほどかかることもあります。
シロップを濾す
発酵がピークを迎えたらシロップを濾します。
1、ザルの下にシロップを受ける容器(またはボウル)を置き、発酵が完了した素材をシロップごと入れて濾し、シロップと果肉に分ける。
果肉がシロップに浸らないよう、浅めのザルを使うとよいです。
ヘラなどで押したりせずに、自然にシロップが落ちるまで待ちましょう。
濃度があるので、この状態で一晩おくと、無駄なく濾すことができます。
2、濾したシロップを再度ガーゼで濾す。
ボウルにザルをのせ、ガーゼを敷いて(1)のシロップを濾す。
2度濾したシロップは熱湯消毒した瓶に移す。
2度に分けて濾すことで、シロップの発酵が進み続けるのを抑えることができる。
ジンジャーエール
●材料(2人分)
しょうが酵素シロップ・・・大さじ4
炭酸水・・・300ml
●作り方
コップにしょうが酵素シロップを入れて、よく冷えた炭酸水を注ぎ、氷を浮かべたら出来上がり!