がん予防にも効果的な春菊

がん予防にも効果的な春菊

春菊は、栄養価の評価が高い緑黄色野菜で、カロテンの含有量は、ほうれん草や小松菜を上回ります。
抵抗力をつけて風邪を予防し、がん予防に有効です。

 

ビタミンC、B2、Eなどのほか、カルシウム、カリウム、鉄などのミネラルも含み、骨粗しょう症や高血圧、貧血の予防に役立ちます。

 

香りのもとはベンズアルデヒドやα-ピネンという成分で、自律神経に作用し、胃腸の働きを活発にするといわれています。
緑色の色素はクロロフィルで、抗酸化作用が強く、がん予防の効果が期待されます。

 

春菊はアクが少なく、繊維がやわらかいので生食も可能。
ジュースには葉だけ使いますが、茎はきんぴらなどの料理に利用しましょう。

 

春菊はおだやかな食性

春菊は、体を温める温性、体を冷やす涼性のどちらでもなく、おだやかな食性をもっています。
冷え性タイプの人は春菊のようなおだやかな食性をもった野菜をジュースの材料に選ぶのもオススメ。

 

春菊と相性のよい食材

独特の香りを生かすようなりんご、みかんなどの果物との組み合わせがオススメ。

 

 

 

 

春菊 酵素ジュースレシピ(基本編)

春菊酵素ドリンクを作る前の下ごしらえ

・共通の下ごしらえ
茎から葉をつまむ

 

・ミルサーの場合
つまんだ葉を1〜2cmのざく切りにする。

 

・ジューサーの場合
つまんだ葉をそのままジューサーにかける。

 

・ミキサーの場合
つまんだ葉を3cm長さに切る。

 

春菊 酵素ジュースレシピ(基本編)材料
春菊の葉・・・80g
りんご・・・80g
バナナ・・・50g
水・・・100ml
レモン汁・・・小さじ1

 

春菊 酵素ジュースレシピ(基本編)作り方
1、春菊は3cm長さに、りんごとバナナは皮をむいて一口大に切る。
2、春菊、りんご、バナナ、水をミキサーにかける。コップに注ぎ、レモン汁を加えて混ぜる。


関連ページ

大根
大根にはたくさんの消化酵素が含まれていて、よく知られているのがアミラーゼ。 アミラーゼは、デンプンの消化を促し、胃腸の働きを活性化します。また、ビタミンCも含まれているので美肌にも効果ありです。
ほうれん草
ほうれん草は、にんじんと並ぶ栄養価の高い野菜。抗酸化作用のあるビタミンCやβカロテン、ビタミンB群、骨の健康に必要なカルシウム、余分なコレステロールや有害物質を体外に排出する食物繊維など、緑黄色野菜の代表というにふさわしい栄養価を備えています。 カリウムや鉄、亜鉛、マグネシウムなど、不足しがちなミネラルが豊富なのも特徴。 なかでも鉄はビタミンCと一緒に摂取すると吸収率が高まり、両方を含むほうれん草は貧血対策にはもってこいです。
小松菜
小松菜は、ほうれん草と並ぶ冬の代表的な緑黄色野菜で、含まれる栄養素はよく似ていますが、カルシウムがほうれん草よりも断然多いのが特徴で、100g当たりの含有量は、ほうれん草の3倍以上。 骨粗しょう症の予防や、過剰なストレスにさらされている人などは積極的にとりたい野菜です。 緑黄色野菜の特徴であるβカロテンやビタミンCなどのビタミン類、カリウムや鉄などのミネラルも豊富です。 がんや高血圧など、生活習慣病の予防に効果的。 小松菜はアクが少なく、やさしい味なので、ジュースにしてたっぷりとりましょう。
パセリ
パセリの栄養価は、緑黄色野菜の中でも優等生的存在。 なかでも飛びぬけて多く含まれるのがカロテン。 ビタミンCも多く含まれ、これらの強力な抗酸化作用により免疫力を高め、がん予防や老化防止に効果が期待できます。 ビタミンB1・B2、カルシウム、鉄、カリウムも含まれるなど、現代人が不足しがちな栄養素の宝庫。 独特の香りの成分はアピオールやピネンなどで、疲労回復や食欲増進、利尿作用、口臭解消の作用もあります。